☆南米からのおたより☆8月号【ブラジル】

記事番号: 1-14209

公開日 2025年08月18日

ウリズンと郷友会の夏:オリエンテーションや沖縄フェスティバル!

 

2024年度南米移住者子弟研修生

當間 ベアトリス マユミ(ブラジル)
 

みなさん、こんにちは。お元気ですか。
 

沖縄は今、とても暑いでしょうね。暑い季節ですが、お祭りが始まる時期でもありますね。あの楽しい雰囲気が懐かしいです。こちらサンパウロは最近ずっと寒い日が続いています。
 

前の手紙にも書きましたが、今年沖縄へ行く研修生のためのオリエンテーションの準備をしていました。私は今年「ウリズン」という元研修生の会の役員をしています。今回はオンラインで開催し、沖縄にいる研修生やサンパウロ以外に住む研修生も参加できるようにしました。
 

内容は、ウリズンの紹介と活動、沖縄の研修金とその大切さについて、そして最後に沖縄での生活についての実用的な説明でした。各市町村の担当部署でも説明がありますが、このイベントでは最新情報を共有したり、質問に答えたり、出発前に顔合わせをしたりすることができます。

 

2025年沖縄研修生のためのオリエンテーション
 

7月には、ブラジル浦添郷友会の皆さんと集まり、沖縄フェスティバルでの市町村スペースの浦添ブースの準備について話し合いました。普段はオンラインですが、この日は久しぶりに直接会いました。そして、もうすぐ沖縄へ行くフェルナンダさん(今年度浦添市に来るブラジル研修生)の送別会もしました。
 

浦添郷友会の会議とフェルナンダさんの送別会

 

ブースでは、またちんすこうを販売することになりました。予定が合わなかったので、3つのグループに分かれて作りました。味はプレーン、ココナッツ、黒糖、抹茶の4種類です。一日中作って、とても楽しい時間になりました。

 


ちんすこうの生地作り

 

ちんすこうの型抜き

 

8月2日と3日に、第21回沖縄フェスティバルが行われました。私はウリズンと浦添郷友会のメンバーとして、2日間とも参加しました。ウリズンは文化スペースの企画を担当し、毎年文化に関するワークショップや講演会を行っています。今年は沖縄から芸大(沖縄県立芸術大学)の卒業生の皆さんが来てくれました。プログラムは以下の通りです。
 

• 三線修理体験

• 琉球の伝統ヘア体験

• 三板体験

• 瓦割り体験

• 紅型ワークショップ

• やちむんワークショップ
 




第21回沖縄フェスティバル文化スペースのプログラム
 

私は浦添ブースに立ったり、山田ジェシカさんのやちむんワークショップのアシスタントをしたりしました。フェスティバルは毎年とても多くの人でにぎわいます。食べ物の種類も豊富で、ステージでは一日中文化プログラムが続きます。初日には、ちんすこうが全部売れました!とても好評でした。
 

友達の発表も見ることができて、とても誇らしく思いました。沖縄から帰ってきてから、自分がより積極的になったと感じます。
 


沖縄フェスティバルの市町村展示スペースとウリズン文化スペース
 


山田ジェシカさんと大城アリサさんによるやちむんのワークショップ
 


参加者の一人が作った陶器のシーサー
 


市町村展示スペースの浦添ブース
 

残念ながら、身内に不幸があり、二日目は家族と過ごしました。

それでも、みんなのおかげでフェスティバルはとても良いものになりました。大切な人と会えたり、思い出を語ったり、新しい計画を立てたりできる良い経験でした。
 

それでは、また10月のお便りでお会いしましょう!

マユミ

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