☆南米からのおたより☆2月号【ブラジル】

記事番号: 1-13500

公開日 2025年02月25日

ブラジル帰国2ヶ月:新年会準備、懇親会と選考会

 

2024年度南米移住者子弟研修生

當間 ベアトリス マユミ(ブラジル)

 

ブラジルに帰国してから2ヶ月が経ちました。まだそれが長いのか短いのか、よくわかりません。正直に言うと、12月と1月は最も大変な月でした。体と心が帰国したことを理解しようとしていた時期でした。到着した翌日から仕事を始めたので、かなり疲れました。予想通り、仕事に戻るのは大変でしたが、チームには本当に感謝しています。私が不在の間にたくさんのプロジェクトを進め、実行してくれました。

 

ブラジルでは年末の祝いが非常に盛大に行われます。クリスマスは家族と過ごし、新年は友人たちと過ごしました。この時期は食べ物が豊富です!父方の親戚には、沖縄研修で学んだ「浦添」の漢字でいくつかの書道をプレゼントしました。クリスマスは家族の歴史について話す機会でもあります。今年は、沖縄で出会った家族についてもっと話すことができたので特別な時間でした。

 

 

左:浦添の漢字を書いた書道

右:私のいとこのハジチ


1月は仕事がたくさんあり、少しずつ日常に戻る月でした。ブラジルの浦添郷友会と初めての会議を開きました。自分の経験を少し話し、私たちの新年会の日程や次のブラジル代表者の選考について話し合いました。

浦添郷友会が開催される新年会は3月23日に開催予定です。まだプログラムは完全には決まっていませんが、私は研修で学んだことをすべて発表する予定です。舞踊は、2015年に浦添市の研修生だったヤマダ・ジェシカと一緒に「加那ヨー」を練習しています。舞踊の振り付けには流派によって違いがあるので、いくつかの部分を改めて学んでいます。振り付けを教えてくれているのは、才能があり、とても優しくて忍耐強い友人、ケンゾー・ルーカスです。毎週金曜日の夜に練習しています。沖縄での練習とまったく同じです!練習をして、話をして、食事をして、共通のビジョンを共有するのはとても楽しいです。

 

 

琉球舞踊の練習風景。ジェシカさんとルーカスさんと一緒。

 

練習後の夕食


2月8日には、ブラジル沖縄県人会で行われた「第16回懇親会」に参加しました。沖縄への奨学金に関するトークイベントで、浦添のプログラムについて自分の経験を少し話し、応募受付中のことも紹介しました。私たちの日常生活や授業について説明し、学んだことを伝えました。那覇市の研修生アリサさん、うるま市の研修生ディオゴさん、他の年の研修生とも再会しました。最後に「安里屋ユンタ」をみんなで歌いました!

 

第16回懇親会での演説の様子

 

第16回懇親会の全体写真

 

 

第16回懇親会の元研修生たちとの集合写真


さらに、次のブラジルからの浦添のプログラムの代表を選ぶ準備もしています。選考会は2月15日土曜日に行いました。選考のプロセスを手伝うことで、自分が応募した頃を思い出しました。あっという間に過ぎました!

 

  

プログラムの広報アート


2月はブラジルのカーニバル(※1)の月でもあります。ここでは最もお祭り気分の時期の一つです。毎週末、街中でブロックのリハーサルが行われています。ストリートカーニバルは、最も美しい民間の祭りの一つで、人々が派手な衣装やグリッターを身に着け、カーニバルの曲に合わせて歌い踊ります。ブラジル人はパーティーが大好きです。1月に始まるプレカーニバル(※2)、実際のカーニバルが2月に、そしてポストカーニバル(※3)が3月に続きます!今年は衣装作りの準備をしていますし、カーニバルの休暇には、カーニバルで有名な場所、レシフェのオリンダ(※4)に行く予定です!次回の手紙でその旅行についてもっと詳しくお話しします。沖縄やそこにいる人々への恋しさがますます強くなっています。それでは、また!



 

カーニバル衣装の材料


※1:ブラジルの数ヶ月に渡って行われる祭りとパレードのことです

※2:カーニバルの前の月の祭り

※3:カーニバルの後の月の祭り

※4:レシフェはブラジル北東部の海岸にある港湾都市、オリンダはその市にある世界遺産の町です

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