記事番号: 1-13348
公開日 2025年01月21日
ご意見
2025年度仲西校区の新1年生が約30名待機になりました。新2~6年生でも待機児童がおり仲西校区全体で50名以上の待機児童が発生しています。今年度末までに学童クラブの新設を切に願います。
これまで、学童クラブの支援員の方々は待機児童を減らすために分室を設けたり、分室を一学童クラブとして承認してもらうようこども政策課へ要請したり、市役所前で訴えたり署名約3,300通と要望書を提出したりと尽力してくださいました。しかし、こども政策課職員の現地視察(2024年2月・6月夕方の極短時間)の結果、分室継続や新設は承認されなかったということを保護者説明会で話してくださいました。部活動や習い事にいっている時間帯に視察にきて靴箱の利用数や部屋にいる児童数を数え、簡単な質問をして終了したとの事でした。あまりにもずさんな視察だと思います。ずさんな視察で、学童クラブの利用率55%~66%であり利用が少ない・空きがあると行政は判断しました。体調不良で欠席や早帰りをしたり、家庭の事情でたまたま早帰りする事もあります。部活動や習い事終了後に学童クラブに帰ってお迎えを待つ子供もたくさんいます。待機になった児童は児童センターの利用を進めていましたが、隣の宮城校区の待機児童も30名以上いて同じ児童センターを利用する子もいるので、児童センターはキャパオーバーとなり安全性が保証されないと思います。長期休暇中児童センターを利用するにしても、昼食は自宅に帰って摂らないといけません。
年々学童利用申込数が増加している事、待機児童が多すぎる事、待機児童になった子供たちの命と安全を守るために学童クラブの新設が必要です。これほどの数の児童の命と安全を行政は守ってくれないのでしょうか。新設のための要件にある「永続的に待機児童が20名以上いること」もおかしな話です。19名の子供は守ってくれる大人が近くにいなくてもいいという事でしょうか。
次年度までに学童クラブの新設を要求します。担当課による保護者説明会開催してほしいと思います。保護者も子供も不安でいっぱいです。早急な対応をお願いします。
回答
日頃より浦添市の児童福祉行政につきまして、ご理解とご協力に感謝申し上げます。
この度は、ご不安を感じさせてしまい大変申し訳ございません。学童運営事業者より、次年度の学童入所の保留児童が多数発生する可能性があるとの報告を受け、学童クラブの必要性や利用の在り方について、現在協議を行っているところでございます。方向性が決定次第、お知らせしたいと考えております。
また、市としましては、待機児童対策として小学校区内にある児童センターを活用し、学童クラブの入所保留となった児童を受け入れる、学校から直接利用できる「ランドセル来館」を令和4年度より実施しておりますが、令和7年度は、新たな対策として「放課後居場所緊急対策事業」の実施も検討しております。この事業は、児童センター職員以外の専任スタッフを1名以上配置し、待機児童となった児童の入退館管理、児童の見守り、保護者との連絡やり取り等を行い、安全・安心なこどもの居場所を提供する事業となっています。(利用料は無料で検討しております。)現在、児童センターでの受け入れ可能数や、おやつの提供について協議しているところでございます。(おやつの提供を行う場合は、実費徴収になる予定。)
市としましては、無料で利用できる児童センターの活用も含め、放課後等の安全・安心な居場所の提供に取り組む方針でございますので、ご理解いただきますようお願い申し上げます。