令和6年度 南米研修生を紹介します!(南米移住者子弟研修生受入事業)

記事番号: 1-12742

公開日 2024年09月06日

更新日 2024年11月01日

 

 ブラジルとペルーから、ようこそ浦添市へ!

 本市では、昭和63年から浦添市南米移住者子弟研修生受入事業を行っており、戦前戦後に浦添市から南米に移住した方の子弟(子孫)を研修生として受け入れしています。          

 今年度は、ブラジルから當間 ベアトリス マユミさん、ペルーから高群 儀武(たかむれ ぎぶ)ヒメナ ニケラさんが研修生として8月19日に来日し、4か月間浦添市で研修を受けます。2人は日本語、三線、書道、琉舞など沖縄や日本の文化を学び、沖縄と南米の懸け橋になる事が期待されます。

 2人を見かけることがありましたら、ぜひ、声をかけてください。

南米研修生の紹介

當間 ベアトリス マユミさん(ブラジル)

 

 ハイタイ!

 はじめまして。當間マユミです。ブラジルから来ました。私は31歳で、建築学を勉強しました。現在ブラジルのサンパウロ市役所で公務員として働いています。色々な食べ物を試したり、スポーツをしたり、海や山など自然の中で過ごすのが好きです。ミュージシャンでもあり、作曲も行い、ブラジル音楽を演奏するのも楽しんでいます。

 父方の祖父母は浦添で生まれ、1958年にブラジルに移住し、私が生まれる前に亡くなりました。母方の祖父母も私が生まれる前に亡くなりました。ですので、日本や沖縄の文化に直接触れる機会は少なく、日本語を練習する機会もあまりありませんでした。兄やいとこ達と私は、非常に「ブラジル化」していて、祖先や文化的伝統についてはほとんど知らない状態です。しかし、ここ数年でウチナーンチュの文化をよく知り、祖先についてもっと興味を持つようになりました。そのため、浦添に滞在することは、自分の歴史や家族について深く学ぶ良い機会であり、同時に沖縄にいる親戚と再会したり、琉球の伝統芸能について学ぶ貴重な機会でもあります。私の目標は、祖父母がブラジルに移住するために費やした努力に応えるために、祖国や家族に貢献することです。ブラジルと沖縄の絆を深め、ブラジルの文化を紹介するお手伝いができればと思っています。

 よろしくおねがいします!

※父方祖父母が沢岻出身 3世

高群 儀武(たかむれ ぎぶ)ヒメナ ニケラさん(ペルー)

 ハイタイ!

 はじめまして。私の名前は高群 儀武 ヒメナです。ペルーでは姓が二つあり、私の父は高群で母は儀武です。私はペルーのリマ出身で、両親、兄弟、2 匹の犬と暮らしています。私はビジネス学を学んで、ショッピングセンター会社のマーケティングエリアで働きました。私の趣味はソフトボール、料理、読書です。

 私の祖父母は私の家の上の階に住んでいたので、沖縄の習慣や伝統について教えてくれました。私の祖母は、幼い頃、農場に住んでいて、みんなで一緒に座って沖縄の歌を歌っていた当時の懐かしい思い出を話してくれました。

 研修期間中は日本語、三線、琉舞、書道の授業を受ける予定です。あと、沖縄の文化や沖縄料理の作り方も習いたいです。

 沖縄はもう一つの故郷のようで、皆さんがとても歓迎してくれて、この時間を皆さんと共有できることを楽しみにしています。ペルーには、沖縄出身日系人の大規模な地域があります。帰国したら、私が学んだことを彼らと共有し、両国間の架け橋をさらに縮めることができればと願っています。

よろしくおねがいします。

※母方曾祖父が屋富祖出身 4世

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